平成21年度 教育講演会
 2月13日(土)13時30分より、平成21年度教育講演会を開催した。佐々木正峰 国立科学博物館顧問を講師に迎えて、「博物館の活動」−学校の博物館利用を進めるために−という演題で、講演いただいた。本年度も、香川県小・中学校管理職員協議会(以下「香管協」とする)と香川県教育文化研究所(以下「香川教文研」とする)の共催で、香川県教育会館ミューズホールを会場に、約250名の参加者を迎え大盛況となった。
 当日は、例年になく暖かく、多数の参加者を迎えての開催となった。まずはじめに、野藤等 香管協会長の挨拶、続いて、五所野尾恭一 香川教文研所長の挨拶、そして岡内利文 香管協副会長による講師紹介の後、講演が始まった。
 佐々木先生は、国立科学博物館館長として勤務されたご経験を元に、学校が博物館を積極的に利用する価値についてわかりやすくお話し下さった。佐々木先生は講演の中で、「過去・現在を知り、未来を考える」博物館での活動は、子供たちの論理的な思考が育つ。資料の収集・保管・調査・研究・展示が一体となった博物館で、学びのパターンを学習する。すべての人々へ「科学リテラシー」を涵養し、本物の経験をつむ、広い視野に立って学び続ける態度を育成する活動は、生涯学習につながる。これらの活動は、子供たちの学習意欲や学び続けるエネルギーを育てるのに有効である、と語られた。今回の講演は、普段、見学場所として考えられていた博物館の専門性を学校に取り入れることで、教育活動に生かせることを再確認できる機会となった。最後に聴講者を代表し、森真佐純 香川教文研専務理事がお礼の言葉を申し上げ、講演会が終了した。
 私たち教職員の資質向上のみならず、子供たちの学習意欲向上にも寄与できる博物館へ学習の場を広げていきたいと感じる、そんな講演会であった。
講演される佐々木顧問@
講演される佐々木顧問A